浣腸を自分で行う場合や、子供にやってあげる場合、どのように行えばうまく入るのか、戸惑う人も多いと思います。
ですので、簡単に浣腸のやり方について解説をしたいと思います。
1、浣腸器の準備
まずは浣腸器の準備をします。浣腸液は、冷たすぎると十分な効果が得られなくなるので、容器ごと体温より少し高めの温度(38?40度程度)まで、お湯などにつけて暖めます。
2、浣腸器の挿入
浣腸器を肛門に挿入します。そのときの体位としては、左側を下に横になり、軽くひざを抱えた体位が適しています。立ったままお尻を突き出したり、しゃがんだままの体位で浣腸を挿入する方法もありますが、余計な力が入らないということや、腸の体内での曲がり方を考えた場合、上記の体位のほうが適しているといえるでしょう。
また、便意が強くなりすぎず、我慢しやすいというメリットも挙げられます。
浣腸器を挿入する場所としては、トイレからあまり遠すぎないところがいいでしょう。
3、浣腸液の注入
浣腸液を注入します。このとき、腸を傷つける恐れがありますので、あまり急いで注入しないように注意してください。
4、我慢する
浣腸液を注入後は、強い便意を感じる場合もありますが、一定時間の間、排便を我慢する必要があります。
これは、注入直後、3分から5分程度の時間をおいてから出なければ、浣腸の十分な効果は得られずに、浣腸液のみだけが排泄されてしまうことがあるためです。
5、排泄する
トイレで排泄します。
浣腸と依存性
浣腸や下剤は、便秘に悩む方にとっては、便利なものです。
しかし、あまり安易に、浣腸や下剤に頼って排便をすることは、あまりおすすめできないことです。
確かに、何日間もお腹が張り続けてるあの苦しさから、手っ取り早く救ってくれる浣腸や下剤は、即効性もありますし、とてもありがたいものですよね。
ですが、浣腸や下剤に身体が慣れてしまうと、それらの刺激が無いと、自然に自力で排便することが困難になってしまいます。
お腹に溜め込んだまま、痛いの我慢しているのは考え物ですが、出来ることなら、適度な運動をしたり、食事内容を改善するなどして、まずは、浣腸や薬を使わす、便秘解消をすることが理想的なのは、言うまでもありません。
浣腸や下剤は、伝家の宝刀といっしょです。
頻繁に使っていては、癖になったり、より強い薬を使わないと、便意をもよおさなくなってしまうなど、便意をより感じにくい体質になってしまう恐れがあります。
浣腸や下剤などは、安易に使わず、どうしてもというときの最終手段として使うように心がけましょう。
浣腸の危険性浣腸は、便秘で悩む人にとってはとても便利なものです。
便秘になりがちな女性は、イチジク浣腸のような市販の浣腸にお世話になっている方も大勢いる思います。
しかし、そんな便利な浣腸も、妊娠している女性にとっては危険な物になります。
イチジク浣腸のなどの市販の浣腸の説明書には、妊娠中の使用をやめるように書かれているのをご存知でしょうか?
浣腸を使うことで、妊娠の初期では、後期では早産を引き起こす可能性があるのです。
浣腸は直接腸に働くものなので、薬の副作用などは心配する必要はありません。
しかし、浣腸を行うことで直腸を刺激するため、子宮も収縮させてしまう恐れがあります。
食事などに配慮し、自然に排便を促進できれば、それにこした事は無いのですが、
なかなか便秘が解消しないのであれば、浣腸を使うのではなく、医師に相談して薬を処方してもらうことをお奨めします。
浣腸に限らず、市販の薬剤などを使用する場合は、必ず、使用上の注意を確認するようにしてください。